• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2016 年度 研究成果報告書

胎生期前立腺発生因子であるGDNF-RET系を介した前立腺肥大症発生機序の解明

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 26861285
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 泌尿器科学
研究機関名古屋市立大学

研究代表者

柴田 泰宏  名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 助教 (10534745)

研究協力者 佐々木 昌一  名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 研究員 (50225869)
鵜川 眞也  名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 教授 (20326135)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード前立腺肥大症 / GDNF
研究成果の概要

私たちはこれまでに胎児ラットの前立腺原器である泌尿生殖洞を成体雄ラットの前立腺被膜下に移植することで得られる間質増生主体の前立腺肥大症モデルを作成し研究してきた。その結果、GDNF(grial cell-derived neurotrophic factor)が正常前立腺に比較して前立腺肥大モデルに高発現していることが確認された。ヒト前立腺由来の細胞株へGDNFを投与した結果、間質由来成分の増殖能が増大した。また、ヒト前立腺肥大症組織において、前立腺体積とRETの発現が相関する傾向が見られた。これらより、前立腺肥大の発生機序の1つにGDNFシグナル系が関与していることが示唆された。

自由記述の分野

泌尿器科学

URL: 

公開日: 2018-03-22  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi