研究課題
若手研究(B)
膀胱発がんに関与する遺伝子UQCRBを同定した。UQCRBのCNAは浸潤がんで減少する傾向が、モデルマウスのみならず、ヒトにおいても確認された。さらにUQCRBのCNAはタンパク発現と相関していた。UQCRBはミトコンドリア内に存在し、血管新生を促進することが報告されており、今回の検討では、同じく血管新生に関わるiNOSと同様の染色パターンを示したことから、ヒト膀胱発がんの過程にiNOSを介して関与していることが示唆された。
医歯薬学