研究課題/領域番号 |
26861305
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
渡邉 善 東北大学, 大学病院, 助手 (40722567)
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研究協力者 |
武田 卓 近畿大学, 東洋医学研究所, 教授 (20301260)
目時 弘仁 東北医科薬科大学, 衛生学・公衆衛生学, 教授 (20580377)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 月経関連疾患 / 月経困難症 / 月経前症候群 / エコチル調査 / 分娩後 |
研究成果の概要 |
月経困難症や月経前症候群などの月経関連疾患は、女性のQOLを著しく低下するものであり、近年でも増加している。また、月経は妊娠分娩と密接な関係がある。母子コホート調査であるエコチル調査より宮城県の妊婦2,310人を対象に、分娩後に再開した月経における疼痛や月経前の精神的不安定さの程度について検証した。 分娩後1.5年までに再開した月経において、月経痛の程度は、妊娠前の属性、妊娠中の不安や抑うつ、産後うつ、月経再開後の周期不順と関連し、月経前の精神的不安定さは妊娠中の喫煙や精神状態と関連していた。しかし月経困難症も月経前症候群も、周産期の合併症や異常経過とは関連していなかった。
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自由記述の分野 |
婦人科
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