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2016 年度 研究成果報告書

子宮平滑筋肉腫の血行性肺転移に対する新規抗転移薬の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 26861319
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 産婦人科学
研究機関産業医科大学 (2015-2016)
福井大学 (2014)

研究代表者

石兼 真  産業医科大学, 医学部, 助教 (40470190)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード生理活性ペプチド / 血行性癌転移 / 子宮肉腫 / 悪性黒色腫 / 血管内皮細胞 / 抗転移薬
研究成果の概要

循環調節ペプチドと血行性癌転移の関連性を明らかにし、癌転移抑制薬の開発に関する研究を行った。C型ナトリウム利尿ペプチドは、子宮筋肉腫細胞の増殖、転移に対して抑制しなかったが、悪性黒色腫転移に対して抑制作用を示し、悪性黒色腫に対する転移抑制薬として有用であることが示唆された。アンジオテンシンII(Ang II)は、肺血管内皮細胞で接着因子の発現を増加させ、血行性癌転移を増悪させることを明らかにした。この増悪化に対し、Ca拮抗薬は抑制せず、Ang II受容体拮抗薬(ABR)で抑制されたことから、高血圧癌患者における転移リスク抑制にはARBが有効であることが示唆された。

自由記述の分野

薬理学

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公開日: 2018-03-22  

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