今後の研究の推進方策 |
DR6 siRNAの細胞内導入:DR6遺伝子の発現抑制実験モデルを構築するために、DR6 siRNAのNESCsへの細胞内導入を行い、細胞増殖、アポトーシスへの影響を検討する。NECSsにおけるDR6ノックダウンによるDR6 mRNAおよびタンパクの発現変化の検討:NESCsにDR6 siRNAを導入し、核および細胞質蛋白を回収する。DR6 mRNAの発現変化をRT-PCR法で、DR6タンパクの発現変化をウエスタンブロット法により比較比較する。NESCsにおけるDR6ノックダウンの生細胞への影響:NESCsにDR6 siRNAを導入し、MTT assayを用いた生細胞定量化のための呈色性ELISAを行う。NESCsにおけるDR6ノックダウンの細胞増殖への影響:NESCsにDR6 siRNAを導入し、BrdUを用いた細胞増殖定量化のための呈色性ELISAを行う。NESCsにおけるDR6ノックダウンのカスパーゼ3/7活性への影響:NESCsにDR6 siRNAを導入し、Caspase 3/7 Assayを行う。NESCsにおけるDR6ノックダウンのアポトーシスへの影響:NESCsにDR6 siRNAを導入し、Cell Death Detection ELISAを行い、細胞がアポトーシスに陥った後に細胞質に出現するヒストン/DNA断片複合体を検出する。もし研究が当初計画どおりに進まない場合、あるいは進んだ場合は、cDNA microarryにて抽出した他の候補遺伝子(MT1G, IL8, PPP2R2B, ABCB1)についても検討を行う。
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