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2015 年度 研究成果報告書

好酸球性副鼻腔炎患者の鼻茸におけるTRP受容体の発現とその機能解析

研究課題

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研究課題/領域番号 26861360
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 耳鼻咽喉科学
研究機関福井大学

研究代表者

徳永 貴広  福井大学, 医学部附属病院, 特命助教 (10464075)

連携研究者 藤枝 重治  福井大学, 医学部, 教授 (30238539)
野口 恵美子  筑波大学, 医学医療系, 教授 (40344882)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワード好酸球性副鼻腔炎 / 鼻茸 / TRPV3 / 次世代シーケンサー / トランスクリプトーム
研究成果の概要

近年日本において増加傾向にある難治性好酸球性副鼻腔炎(ECRS)の分子生物学的機序を解明するために、次世代シーケンサーを用いて網羅的なトランスクリプトーム解析(RNA-seq)を行った。その結果、ECRSの鼻茸において有意に高く発現している遺伝子が3個同定され、そのうち末梢血好酸球には発現していない遺伝子としてTRPV3が同定された。
TRPV3は鼻茸組織に浸潤する好酸球と粘膜上皮に強い発現を認め、重症度が高くなると有意に強く発現していることがわかった。TRPV3がECRSの難治性に関与している可能性が示唆された。

自由記述の分野

耳鼻咽喉科・頭頸部外科学

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公開日: 2017-05-10  

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