研究課題
若手研究(B)
頭頸部にできる嚢胞性疾患の良悪性の鑑別に、内容物を吸引した検体の中にヒトパピローマウイルスが存在するかどうかを判定することが有用ではないかということを検討した。症例数が少なかったために、統計的な評価には至っていないが、悪性腫瘍でのみヒトパピローマウイルスが検出された。嚢胞性疾患の内容物を吸引した検体のヒトパピローマウイルスの有無の検討が疾患の良悪性の推測に有用である可能性が示唆された。
耳鼻咽喉科