研究課題
若手研究(B)
早期声門癌を含む声帯病変に対しては診断と治療を兼ねた低侵襲手術である声帯切除はtype I,IIのみでなく、type IIIでも容認される結果であった。下咽頭癌に対する低侵襲手術である経口的切除では全例喉頭機能を温存できた。水平断端陽性は局所再発のリスクファクターではあるが、陽性であっても腫瘍制御できている症例も多い。また今回の検討では脈管侵襲と再発様式に一定の傾向は認めなかったが、症例を集積していくことにより新たなリスクファクターを検討していく必要がある。
頭頸部癌