研究課題
若手研究(B)
26症例の鼻茸組織中の抗酸化酵素のSOD活性が正常鼻粘膜のそれに比較して、減少していた。免疫染色にてもSODの減少を認めた。鼻茸組織中の炎症細胞浸潤の程度を解析するため、SODが上皮系に局在するため、鼻茸組織中の上皮障害との関連・リモデリングに相関を認めた。さらに、組織中の好酸球との関連が検証された。鼻茸組織をLaser microdissectionにより鼻茸上皮を採取して、RT-PCRにより鼻茸上皮のSODのmRNA発現が低下していた。
耳鼻咽喉科学