培養口腔粘膜上皮細胞シート移植後の角膜移植施行における摘出角膜組織の解析

2016 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 26861448
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 眼科学
• 研究機関: 大阪大学
• 研究代表者: 大家 義則 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (20599881)
• 研究協力者: 高 静花 ; 橋田 徳康
• 研究期間 (年度): 2014-04-01 – 2017-03-31
• キーワード: 眼発生・再生医学

研究成果の概要

培養口腔粘膜上皮細胞シート移植後に角膜移植を施行した４例の患者において、摘出角膜組織を対象として、培養移植後の角膜上皮や実質の組織について解析を行った。
移植後1年以上経過しても基底部には幹細胞を含み、シート移植前の培養細胞の性質を維持していることが示唆された。また１例において、角膜上皮特異的ケラチン12が陽性であり、角膜上で周辺環境による影響を受けて角膜上皮化成したと考えられた。３例においてはMUC16陽性であることから、角膜上皮様に変化していることが確認された。

自由記述の分野

医歯薬学