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2015 年度 研究成果報告書

アラーミンシグナルを介した角膜潰瘍形成の分子機序解明

研究課題

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研究課題/領域番号 26861453
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 眼科学
研究機関山口大学

研究代表者

折田 朋子  山口大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (50467792)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワード角膜性角膜腫瘍 / 自然免疫 / コラーゲン分解 / アラーミン分子 / 角膜線維芽細胞
研究成果の概要

角膜上皮細胞あるいは角膜線維芽細胞を凍結,融解させてネクローシスを誘導,細胞抽出液を採取すると主にIL-1α,HMGB-1などが検出された。これらアラーミン分子はNF-kB,MAPKを活性化した。同定したアラーミン分子を用いヒドロキシプロリンを測定するとコラーゲン分機能が有意に促進された。またMMP2,3,9で発現上昇がみられコラーゲン融解促進作用が示唆された。角膜上皮細胞のバリアー機能へのアラーミン分子の作用を検討したところ,TERの低下,ZO-1,occludin,E-cadherin,β-cateninの発現を抑制し,アラーミン分子はバリアー機能を落とす作用があることが示唆された。

自由記述の分野

医歯薬学

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公開日: 2017-05-10  

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