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2015 年度 研究成果報告書

デジタルPCR法を応用した非侵襲的小児がん診断法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 26861483
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 小児外科学
研究機関広島大学

研究代表者

栗原 將  広島大学, 大学病院, 医科診療医 (40724894)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワード癌 / 遺伝子 / 小児
研究成果の概要

神経芽腫23例で、MYCN 増幅は血漿や骨髄DNAでデジタルPCR 法による検出は可能で、原発巣摘出後転移巣のある6例を除き検出されなかった。ALK 変異のある神経芽腫2例、β―カテニン変異のある肝芽腫3例は診断時に検出されたが、術後5日以降は検出されなかった。小円形細胞腫瘍の12種のキメラ遺伝子のライブラリーを作成し、ユーイング肉腫1例、横紋筋肉腫2例は、診断時に検出したが、術後は検出されなかった。血漿中エクソソームを濃縮し、次世代シークエンサーとデジタルPCRを用いてmicroRNA 発現量を4例で検討した。
上記から、小児がん患者の血液を用いたデジタルPCR 診断法は有用と考えられた。

自由記述の分野

小児外科学

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公開日: 2017-05-10  

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