生きたヤリイカ・スルメイカ等を用いて活イカの水温調節可能な専用水槽内にて低温状態に鎮静し、in vivo巨大軸索観察法を確立し、蛍光色素注入法の確立した。神経軸索圧迫や巨大軸索瘻孔形成後の変化の観察実験を行った。二光子顕微鏡を用いることで巨大軸索全周の観察が可能であることが明らかとなった。clampによる巨大軸索神経損傷変化とclamp解除による再疎通後の神経再結合を模した機能回復過程の形態学的・電気生理学的観察および切断後の軸索変化を観察した。軸索変性が最長30分までのclampでは生じないことを確認できた。
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