研究課題
若手研究(B)
1H-MRSはMRIによる成分分析の手法であるが、病変の大きさや口腔・顎・顔面領域の解剖構造の複雑さのためその適用は困難を極めていた。今回の研究によりそれらを払拭し、臨床応用の可能性を高め、適用範囲を拡大することができた。実際に口腔がんから得られた結果よりいくつかの成分が検出された。これらの成分量により新しい情報が得られるようになり、その他の従来の検査と併せて予後を検討する礎を築いた。
病態科学系歯学・歯科放射線学