研究課題
申請者は、昨年度の研究成果である生活習慣病(肥満・糖尿病・高血圧症・高脂血症)モデルラットに慢性拘束ストレスを負荷することにより、NASHを発症させ、動物実験でNASH特異的マーカーの候補を絞ることができた。その結果を基に本年度は、本学附属横浜クリニックにある内分泌代謝内科外来の受診者を対象に唾液および血液を採取を行った。対象者は、(1)健常者(コントロール)68名、(2)様々な生活習慣病由来のNASH患者61名、(3)アルコール性脂肪肝患者23名、(4)肝炎患者48名、(5)肝硬変患者12名、(6)肝癌患者10名の被験者より採取を行った。まだ目標の人数に到達していないが、昨年度の研究研究結果と同様に、特に脂質類(脂肪酸・リゾリン脂質・リン脂質)が多いことが明らかになった。今後、さらに詳細に検討するために判別分析などを応用し、全代謝産物の検討を行う予定である。
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