研究課題
若手研究(B)
細胞移植をすることなく、コラーゲンと薬のみで、歯の模型の根管内へ細胞を呼ぶことに成功した。しかし、細胞が歯の中に入ってきたのはわずかで、根の先に限局していたため、コラーゲンおよび薬の条件を検討していく必要がある。また、再生した歯髄組織より上部の根管には、MTAによる封鎖を考えている。根の先の3mm以上に歯髄組織が再生されれば、発見の難しい根の先に生じる垂直性の歯根破折や、根尖性歯周炎を防ぐことが出来ると考える。
細胞生物学