Jasplakinolideをマラッセ上皮遺残由来細胞に作用させた際の細胞活性、アポトーシス、細胞形態の変化を検討した。ブタマラッセ上皮遺残細胞を使用し、10%FBS,1%Penicillin-streptomycin添加したD-MEMにて培養した。 細胞活性とアポトーシスの検索のために吸光度の測定を行った結果、ブタマラッセ上皮遺残細胞にJasplakinolideを反応させると、アクチン重合安定化が起こり、細胞活性の低下、アポトーシスの促進が起こった。このことより裏装上皮のアポトーシスを標的とした歯根嚢胞の治療への発展が見込まれた。
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