研究課題
若手研究(B)
この実験の目的は,気泡をマーカーとして,フロアブルレジンの重合収縮挙動を評価することであった。規格窩洞に3種の表面処理(シランカップリング剤および離型材の組み合わせ)を行い,マイクロCTにて重合後の画像を重ね合わせてその差分を抽出し,マーカーの位置変化をベクトルとして可視化し,レジン内部での移動を三次元的に定量評価した。接着状態が収縮パターンに重要な役割を果たすことが示された。この方法は,収縮ベクトルと収縮量を視覚化する可能性を有している。
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