大阪大学歯学部附属病院咀嚼補綴科に通院する上顎腫瘍術後患者で補綴治療を受けた者は、26年度については産休と育休により研究が中断した影響から、5名にとどまった。これらに対して、QOL評価(アンケート調査(EORTC-C30、EORTC-H&N35)・性格テスト(TEG2))、機能評価(グミゼリーを用いた咀嚼能率測定・デンタルプレスケールをを用いた咬合力測定・30mlの水を用いた水飲みテスト)を術前、術後、顎義歯装着後をおこなっている。縦断的に評価をすることで治療効果の判定を行うことが可能と考えられる。平成26年度は、途中産休と育休のため研究は中断した。
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