研究課題
若手研究(B)
上顎腫瘍術後患者の口腔機能とQOL評価,性格テストの関連について,顎義歯装着により,術前術後において全てにおける改善が認められた.また,顎義歯の中でも早期顎義歯を製作することで,その改善は通常の顎義歯製作よりも,術後早期から認められ,長期にわたって維持されることが明らかになった.このことから早期顎義歯が上顎腫瘍術後患者にとって有効であることが明らかになった.ただし,その程度は,術前の状態,欠損範囲,放射線の有無などの影響が大きいことも明らかになった.
顎顔面補綴