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2015 年度 実績報告書

歯の喪失による学習・記憶能低下の分子生物学的解明

研究課題

研究課題/領域番号 26861641
研究機関広島大学

研究代表者

大上 博史  広島大学, 医歯薬保健学研究院, 助教 (70711307)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワード歯の喪失 / 脳由来神経栄養因子
研究実績の概要

雄性マウスを無作為に非抜歯・固形飼料群,抜歯・固形飼料群,非抜歯・粉末飼料群,抜歯・粉末飼料群に振り分けた。抜歯・固形飼料群および抜歯・粉末飼料群では生後28週齢で上顎両側臼歯部を抜歯した。生後28週から32週まで飼育した群を短期群,生後28週から44週まで飼育した群を長期群とした。実験期間中,体重および飼料摂取量の測定を行った。実験期間終了後に行動実験として受動的回避試験を行い,学習・記憶能を評価するとともに脳の組織化学的評価およびリアルタイムPCRによる脳由来神経栄養因子のmRNA発現について検討した。その結果,長期群に置いて,抜歯・固形飼料群,抜歯・粉末飼料群では,学習・記憶能が低下した。同様に,組織化学的評価およびmRNA発現の有意な変動を認めたことから,学習・記憶能の変化には,脳由来神経栄養因子の関与が示唆された。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2015

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 臼歯喪失および食餌性状の違いがマウスの学習・記憶能に及ぼす影響2015

    • 著者名/発表者名
      竹田洋輔,大上博史,是竹克紀,岡田信輔,河野聖,呉本晃一,山中威典,守谷直史,赤川安正,津賀一弘
    • 学会等名
      平成27年度公益社団法人日本補綴歯科学会中国・四国支部学術大会
    • 発表場所
      くにびきメッセ(松江市)
    • 年月日
      2015-09-05 – 2015-09-06

URL: 

公開日: 2017-01-06  

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