研究課題
若手研究(B)
片側臼歯部欠損患者83名に対して、可撤性部分床義歯治療やインプラント治療による補綴治療を行い、治療前後における客観的な偏咀嚼の程度を評価した。偏咀嚼の評価は被験食品(ピーナッツ、ビーフジャーキー、チューインガム)を咀嚼させ、その時の左右側それぞれの咀嚼回数により偏咀嚼指数を算出して評価した。その結果、可撤性部分床義歯治療もインプラント治療もともに治療後の偏咀嚼指数は治療前のものよりも小さくなり、偏咀嚼を改善させることが示唆された。
歯科補綴学