研究課題
若手研究(B)
これまでブラキシズムとインプラント上部構造の破損や咬耗についての研究はあるが,それに伴う咬合面の経時的な形態変化については調査されていない.インプラント上部構造の形態変化を客観的に観察することにより,上部構造に起こる咬耗の詳細を解析することである.3か月間の咬耗量に関しては,材質による差は見られなかったことから,適切に咬合調整されたジルコニアを用いたインプラント上部構造は対合歯の過度な咬耗を引き起こすことなく,インプラント上部構造の材料として有用であることが示唆された.
歯科補綴学