二次元での唇舌的な吸収量は、骨移植部の最大豊隆部を通る矢状断面を構築し、その断面上にて、インプラント体頸部を想定して歯槽頂から2ミリの部位、またインプラント体先端部歯肉頬移行部から2ミリの部位にて計測をおこない、その差を唇舌的吸収量としました。移植後からインプラント埋入後4-5カ月経過した唇舌的吸収量は、約0.7ミリから、3.6ミリの間でありました。三次元的な吸収量は、骨移植後4~5カ月経過した体積量を、またインプラント埋入後4~5カ月経過した体積量を計測し、吸収量を算出し、33%から71%の吸収量が認められました。
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