Vwc2タンパク質存在下で72時間培養した野生型マウス初代骨芽細胞及びMC3T3-E1細胞のALP活性能が非存在下でのものと比較して有意に上昇した。また、MC3T3-E1細胞において3週間Vwc2タンパク質存在下で培養すると、非存在下で培養したものと比較して有意に石灰化の亢進が見られた。さらに、Vwc2タンパク質存在下に培養したマウス初代細胞から採取したmRNAにおいて骨芽細胞分化マーカーの発現が有意に上昇していた。in vivoの実験においてもNegative Control群と比較してVwc2群での有意な骨形成の亢進が見られ、石灰化速度の有意な上昇を認めた。
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