研究課題/領域番号 |
26861706
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
三上 俊彦 新潟大学, 医歯学総合病院, 助教 (90595745)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 口腔扁平上皮癌 / 上皮内癌 / keratin 17 / 14-3-3 sigma / mTOR |
研究実績の概要 |
・外科切除組織標本におけるK17と14-3-3sigmaおよびにmTOR シグナル経路関連タンパクの発現パタンの認識
新潟大学医歯学総合病院口腔外科において切除をおこない、同病院歯科病理検査室で シークエンス癌の所見が認められた症例を抽出し、外科切除材料のパラフィンブロッ クから連続切片を作製した。抗K17抗体、抗14-3-3 sigma抗体、抗mTORシグナル経路関連タンパク抗体群を用いて免疫組織化学をおこない、その発現率を正常上皮、異型上皮、上皮内癌および浸潤癌ごとに集計するとともに相互の発現パターンを比較検討した。 その結果、正常上皮では14-3-3 sigma、keratin 17ともに陽性はなく、異型上皮でも同様の傾向であり、上皮内癌と浸潤癌では14-3-3 sigma、keratin 17ともに陽性で、分化した癌細胞で強調されることが確認できた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
実験を進めるにあたり、予備実験としてK17と14-3-3sigmaの発現の挙動の確認を行っている。これは今後の実験にあたって重要な予備実験である。
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今後の研究の推進方策 |
応募申請の内容にしたがい、今後の研究を推進する。
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次年度使用額が生じた理由 |
H26年度に行った実験では予定額以下で行うことが可能であった。
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次年度使用額の使用計画 |
H26年度に購入予定のものがH27年度に変更となったが、それ以外はおおむね応募申請の内容に著変なく使用する予定である。
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