研究実績の概要 |
マウスへの歯周病原菌感染実験での自己抗原、自己抗体関与の検証 ① 血中の自己抗原、自己抗体、動脈硬化マーカーの検出 酸化LDL抗体の検出はELISA法により検討した。動脈硬化マーカーの検出はリアルタイムアレイを用いて検討した。 ② T細胞サブセット解析(血液、脾臓、パイエル板、顎下腺) Th17細胞の検出 マウス組織細胞又は抹消血リンパ球をionomycinとPMAで刺激後、APC標識CD4及びPE標識IL-17で二重染色を行った。更に磁気ビーズ等で分離精製したCD4+IL-17+Th17細胞をCD45RO+抗体でgatingした後、マクロファージや未熟樹状細胞が分泌するケモカインのレセプターであるCCR4やCCR20により発現増加するCCR6の局在をフローサイトメーターにて解析した。 Treg細胞の検出 マウス組織細胞又は抹消血リンパ球をFITC標識抗CD4及びPE標識抗CD25で二重染色を行った。更に細胞の固定と膜透過を行い、Foxp3で細胞内染色を行った。更に磁気ビーズ等で分離精製したCD4+CD25+TregをCD45RO+抗体でgatingした後、マクロファージや未熟樹状細胞が分泌するケモカインのレセプターであるCCR4や活性化T細胞が分泌するケモカインのレセプターであるCCR8の局在を解析した。 血中のサイトカイン(IL-6, IL-10, TGBβ)レベルをELISAにより吸光度計を用いて定量した。
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