研究課題
若手研究(B)
エンドセリンの口腔顔面領域における疼痛への関与について検討した.馴化を行い,7週齢のラット鼻毛部にエンドセリン-1を投与することによって,コントロール(生理食塩水)と比較して疼痛関連行動時間が増加し,エンドセリンの疼痛への関与が示唆された.またペントバルビタール麻酔下(50 mg/kg,i.p.)でラットの下顎骨を骨切削用歯科用エンジンを用いて切削し,下歯槽神経を露出させ,これを切断もしくは4-0絹糸で緩く結紮する手術を施行し,神経障害性疼痛モデルラット(切断・結紮)を作製した.
神経障害性疼痛