平成25年度に学内研究費にて実施した先行調査(口腔環境、全身的QOL・ADL、歯科関連QOL・ADLについて聞き取り調査および質問票調査、口腔診査)の結果を評価し、全国平均と比べ、DMFT歯数、喪失歯率、いずれも高い傾向にあることが明らかになった。歯科関連QOLについては残存歯数が多く適合良好な補綴物を使用している場合に高い傾向にあることが明らかになった。 以上の結果に基づき平成26年度に日本歯科保存学会第141回学術大会にて発表を行った。平成28年度に、追跡調査として、平成25年度実施と同項目について、65歳以上高齢者を対象として調査を実施し、初年度の結果を加味した上で現在比較評価中である。
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