研究課題/領域番号 |
26861857
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研究機関 | 福島県立医科大学 |
研究代表者 |
吉田 浩二 福島県立医科大学, 医学部, 助手 (30722392)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 放射線教育 / 保健師教育 |
研究実績の概要 |
研究目的である福島県内保健師の放射線に関する知識や教育歴、不安感、教育ニーズの実態を把握するために独自のアンケートを作成し、それに加え精神的ストレスの状況も把握する目的でGHQ12, SOC13加えた。 実施計画に則り、平成27年7月に対象保健師が所属する長に対し研究協力依頼書等を送付し、同意を得た後に各事業所へアンケートを配布した。 回収したアンケート用紙を集計・分析し、放射線に関連した保健師が抱える問題について検討を行い、平成28年2月の第21回日本集団災害医学会総会・学術集会にて「福島県内保健師の放射線に関連した不安や認識調査」と題してポスター発表を行った。 また、得られた教育ニーズを基にし、福島県内保健師の教育(放射線の知識と伝える技術に関Sする内容)を実施した。 今後はさらに解析をすすめて、保健師教育支援や結果公表を行っていく。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
調査の実施、解析と概ね順調である。 対象数も有効回答で430名と比較的多く集まっている(再調査は不要)。 当初の計画では、保健師教育後のテストの実施を計画していたが、現場の状況や担当者の意向等からテストの実施は見送った。
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今後の研究の推進方策 |
データの解析を続け、広く公表する。(和文論文、英文論文、学会発表等) 今後の保健師に対する放射線教育についても検討する。 ・研究計画の変更:当初の計画では、保健師教育後のテストの実施を計画していたが、現場の状況や担当者の意向等からテストの実施は見送った。
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次年度使用額が生じた理由 |
次年度が最終年となるため、分析結果を学会発表や論文投稿等で広く発信する必要があるため。 また、看護職者に対する放射線教育を検討するために必要である。
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次年度使用額の使用計画 |
学会発表:日本看護研究学会(茨城県つくば市)、日本放射線看護学会(東京都)を予定。 論文投稿:論文投稿料、英文校正等 放射線教育検討会(仮)への参加:場所未定
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