今後の研究の推進方策 |
平成29年度は実態調査の継続と介入後のデータ収集を行う。 1.実態調査研究;前年度に引き続き、ICUに入室し人工呼吸器を2日間以上装着した患者に対し、人工呼吸を開始した日から抜管するまでのデータ(VAPの有無,VAP予防ケアの実施率,口腔内環境,口腔粘膜保湿度,抜管後のチューブのカフ汚染度など)を収集する。計60症例到達するところまで実施する。 10月頃までに集まったデータを分析し、VAPに影響を与える看護ケア因子、カフ汚染に影響を与える看護ケア因子、口腔内環境に影響を与える看護ケア因子を検討する。 2.介入調査研究;VAPケアアプリと口腔ケアキットを用いたケア方法を介入として、介入後のデータ収集を行う。対象患者、測定項目は前向き実態調査研究と同様である。計60症例到達するところまで実施する。 1.2を踏まえて、前後比較データとしてVAPケアアプリの評価を行う。
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