研究課題
若手研究(B)
終末期がん患者の輸液療法に対する看護の実態調査の第1報に引き続き、第2報の論文発表を行った。この結果を踏まえて、「終末期がん患者の輸液を減量・中止する際に看護師が行う合意形成支援プロセス」というテーマの質的研究に取り組んだ。対象者は2県4施設のがん診療連携拠点病院に勤務する看護師10名であり、データ収集は半構造化面接法、分析方法は修正版グラウンデッドセオリーアプローチを用いて行った。分析の結果、17の概念が抽出され、6のカテゴリーと1つのカテゴリーと同等の説明力をもつ概念が抽出された。現在、学会発表、論文投稿の準備を進めているところである。
がん看護