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2015 年度 実施状況報告書

硬膜外麻酔による無痛分娩を選択した女性への心理的ケアモデルの開発と試作

研究課題

研究課題/領域番号 26861931
研究機関名古屋市立大学

研究代表者

梶丸 貴江  名古屋市立大学, 看護学部, 助教 (80637728)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード助産学 / 無痛分娩
研究実績の概要

平成27年度は平成26年度に引き続き、「Ⅰ.硬膜外麻酔による無痛分娩を選択した女性のself-esteemに関する調査」および「Ⅱ.硬膜外麻酔による無痛分娩を選択した女性の育児に関する調査」を出産直後、産後1ヵ月、産後3.4か月と3回の縦断的に同一対象者に行った。
データの回収を行い現在分析中である。
152名の同意が得られ、第1回目の出産直後の調査では139名(回収率91%)、第2回目1ヵ月後の調査では117名(回収率77%)、第3回目の産後3.4か月の調査では102名(回収率67%)の協力が得られた。
今後は研究成果をまとめ、「Ⅲ.硬膜外麻酔による無痛分娩を選択した女性に対する心理的ケアモデルの開発と試作」を行っていく予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

平成26年度から研究協力者の確保が困難であり、引き続きデータ収集を行っていたため。

今後の研究の推進方策

平成28年度は、「Ⅰ.硬膜外麻酔による無痛分娩を選択した女性のself-esteemに関する調査」および「Ⅱ.硬膜外麻酔による無痛分娩を選択した女性の育児に関する調査」のまとめを行い、そのうえで硬膜外麻酔による無痛分娩を選択した女性に対する心理的ケアモデルを考察し、作成する。そして、公開ディスカッションを行い、研究結果の報告、無痛分娩を選択した女性の現状およびケアモデルを提示し、無痛分娩実施施設の医療関係者および無痛分娩体験者などから意見や助言をもらう。その後、再度まとめ心理ケアモデルの提示を行い、最終的にまとめ論文作成、学会発表を行う予定である。

次年度使用額が生じた理由

データ収集に時間がかかり、研究が進まなかったため。

次年度使用額の使用計画

研究のデータ分析における外部委託費、消耗品費、学会参加費に使用を予定している。また、公開ディスカッションの印刷費などの準備に使用を予定している。

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公開日: 2017-01-06  

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