成人患者が多くを占める施設では、臨床での小児看護継続教育に関して各施設で試行錯誤して行っている現状がある。そこで本研究は、小児看護領域の継続教育を実施するためのプログラムを構築することを目的に行った。 基礎調査の結果、小児専門施設以外では小児看護に特化した研修を実施している施設は少なく、小児看護の質の担保や安全性の確保には、一定レベルの小児看護継続教育が重要であると示唆された。また看護師は、経験年数により学習内容のニーズが異なった。これらから、日本看護協会が提示するクリニカルラダーに合わせた学習項目を検討し、小児専門施設以外での継続教育プログラムを構築した。
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