研究課題/領域番号 |
26861944
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研究機関 | 東京医療保健大学 |
研究代表者 |
西垣 佳織 東京医療保健大学, 医療保健学部, 講師 (90637852)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 家族看護 |
研究実績の概要 |
平成26~27年度に実施したインタビュー調査の成果に基づいて質問紙を作成し、量的調査を実施するための準備を実施した。具体的には、インタビュー結果を質的分析によってまとめた成果をもとに、レスパイトケア利用が在宅で生活する重症心身障がい児におよぼす効果について検討するための質問紙を作成した。また最新の知見を得るために新たな文献検討・学術集会での情報収集を行い、その成果にもとづいて質問紙を推敲した。また、質問紙作成と並行して、訪問看護ステーションおよび短期入所施設等の重症心身障がい児にレスパイトケアを提供する調査施設との交渉を行っていた。 しかしながら、本研究の対象者である重症心身障がい児の多くが該当する医療的ケアが必要な児に関する社会的状況が変化したことを受け、共同研究者と協議をした結果、当該年度における調査実施を見送った。具体的には、障害者の日常生活および社会生活を総合的に支援するための法律および児童福祉法の一部を改正する法律案(平成28年12月)によって生じる変化が大きいと考えた。 上記の社会的情勢の変化を見極めた後に、変化に対応した内容で調査を実施できるように研究計画の修正を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
障害者の日常生活および社会生活を総合的に支援するための法律および児童福祉法の一部を改正する法律案(平成28年12月)等、本研究の対象者である重症心身障がい児の多くが該当する医療的ケアが必要な児に関する社会的状況が変化したことを受け、当該年度の調査実施を見送った。
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今後の研究の推進方策 |
社会的状況の変化を踏まえて、平成26~27年度に実施したインタビュー調査の成果に基づいて作成した質問紙を修正し、量的調査を実施する予定である。この調査を通して、レスパイトケア利用の、重症心身障がいを有するこどもへの効果について、検討する。
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次年度使用額が生じた理由 |
研究計画を推敲し直す必要が生じたために、当該年度に実施予定であった量的調査の延期を決定した。そのため、次年度に量的調査を実施するための使用額が生じた。
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次年度使用額の使用計画 |
平成26~27年度の研究成果をもとに、量的調査を実施する予定である。次年度は、そのための対象者紹介施設への交通費、質問紙印刷代金、郵送代金の支出を予定している。 また調査実施の補佐にアルバイトを雇い入れるための人件費が必要となる。 その他、研究結果の考察に必要な文献取り寄せおよび書籍購入代金、学術首魁での発表および学術雑誌への投稿に関連した費用が必要となる。
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