本研究では、踵の骨量が増える可能性のある大学生女子を対象として、1.指の比率2D:4Dと踵骨骨量との関連を明らかにすることと、2.対象となった人に簡易な運動を3か月間継続してもらい、その結果が骨量や筋力、体脂肪などの体組成にどのように影響を与えるのか明らかにすることを目的に調査を行った。1については、有意な結果が得られ、現在論文投稿中である。2については、運動を継続出来た者22人と、運動を継続出来なかった者19人に分け、その特徴を明らかにすることができた。どちらも3か月後に骨量が増えていたが、運動継続出来た者は筋力が、そうでなかった者は脂質が同時に増えており、運動習慣の重要性が明らかになった。
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