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2015 年度 実施状況報告書

接客・サービス業に従事する労働者に対する感染症予防教育のガイドラインの構築

研究課題

研究課題/領域番号 26861998
研究機関久留米大学

研究代表者

佐藤 祐佳  久留米大学, 医学部, 講師 (40368965)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2018-03-31
キーワード感染症危機管理 / リスクマネジメント / 衛生環境
研究実績の概要

平成27年度は、ホテル・旅館業の衛生環境の実態を把握するため、平成26年度にアンケート調査を実施した施設へ衛生環境調査および感染予防教育の実施依頼を行った。その結果、6施設の希望があったが、最終的に実施できたのは1施設であった。衛生環境調査の結果、衛生環境(ATP測定)の汚染が高い場所は、調理場のエレベーターボタン、ロビートイレドア(内側・外側)、階段手すり(1階→2階)であった。また、感染症予防教育では、手洗いとマスクの演習を行い、個人防御行動の向上に努めた。感染症についての知識やイメージについての詳細は現在分析中である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

現在までに、衛生環境調査の実施ができている施設は、当初希望施設は6施設であったが、調査日程等の打ち合わせをする中で最終的に調査ができた施設は1施設であった。そのため、予定していた施設数(3施設)に達していないため。

今後の研究の推進方策

今後の取り組みとして、全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会と連携をはかり施設への依頼を行い調査を進めていく。
また、衛生環境調査と合わせて調査結果の内容を感染症に関わる専門家にスーパーバイザーとしてアドバイスを受けて分析を進めていく。

次年度使用額が生じた理由

今回、衛生環境調査の対象施設を全国的に実施し協力依頼をしていたが、予定していた施設がスケジュール等の調整がつかず、当初3施設を実施する予定としていたが1施設でしか調査が実施できなかったため。

次年度使用額の使用計画

今後の取り組みとして、全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会と連携をはかり施設への衛生環境調査および感染予防教育の依頼を行い調査を進めていく。また、平成26年度にアンケート調査を実施した施設には郵送にて協力依頼を行い、調査施設数を確保していく。調査協力に関しては、施設の負担も考慮し、衛生環境調査および感染予防教育のいづれかの希望があれば対象施設とする。

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公開日: 2017-01-06  

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