研究課題
若手研究(B)
本研究では、新世代のX線光源であるX線自由電子レーザーとコヒーレントX線回折顕微法を組み合わせた、溶液中試料イメージング技術の高度化を目指した。電子ビームリソグラフィ法を利用して、試料ホルダとなる窒化ケイ素薄膜上に自己組織化単分子膜のドットパターンを作製、30 nmサイズのパターン上へのタンパク質分子の特異的な修飾に成功した。X線自由電子レーザー施設SACLAにおいて溶液中試料の計測実験を行い、試料からのコヒーレントX線回折パターンの計測し、位相回復計算による試料像再構成を行った。
X線イメージング