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2015 年度 研究成果報告書

寄生虫によるマガキ卵形成操作現象の解明とその応用

研究課題

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研究課題/領域番号 26870035
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 水圏生命科学
水圏生産科学
研究機関東京大学

研究代表者

伊藤 直樹  東京大学, 農学生命科学研究科, 准教授 (30502736)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワードマガキ / 卵形成 / 原虫 / トランスクリプトーム
研究成果の概要

非産卵期にも卵巣が発達し卵母細胞形成が行われるマガキの卵巣肥大症は、卵母細胞内で胞子形成を行う原生動物寄生虫Marteilioides chungmuensisが宿主生殖サイクルを支配することにより発症すると推測される。本研究では寄生虫が宿主生殖サイクルを支配する因子を同定することはできなかったが、発現遺伝子解析結果より、感染したマガキでは通常の生殖サイクルが何らかの要因で途中から変化し、発症へつながることが強く示唆された。また得られた遺伝子解析結果は、二枚貝の性成熟機構を理解する上でも有用であると考えられた。

自由記述の分野

魚病学

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公開日: 2017-05-10  

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