研究課題
若手研究(B)
近年、うつ病が世界的に重大な社会問題となっている。うつ病の適切な治療のためには、まず、個人のうつ傾向を把握することが重要である。本研究では、人が日常的に利用するソーシャルメディアにおけるユーザの活動履歴から、ユーザのうつ傾向を推定するモデルを構築した。評価実験により、ソーシャルメディアにおけるユーザの活動履歴がうつ傾向を推定する上で有用であることを示した。さらに、モデルの構築に有用な特徴量や学習期間の長さとうつ傾向の推定精度の関係についても明らかにした。
ネットワーク科学