研究課題
若手研究(B)
「幼児期の生活リズムの確立に身体活動が寄与する」という仮説に対する科学的知見を得るため、身体活動と唾液中コルチゾールの概日リズムとの関係性を調査した。その結果、歩行よりも強い強度の身体活動をより多く実施すると起床直後のコルチゾール分泌速度が著しく高まったが、少ないと日中との差が認められなかった。したがって、歩行よりも強い強度の身体活動は、起床直後のコルチゾール分泌速度を著しく高め、概日リズムの形成に影響を与える可能性が示唆された。
運動生理学