研究課題
若手研究(B)
本研究では、19世紀後半以降のヨーロッパ、アメリカ、日本において相次いで発展してきた「都市計画」概念の、複数の起源とその影響関係の主な流れを解明するとともに、「都市計画」の位置付けを、より大きな「都市論」という枠組みの中で把握した。特にヴェルナー・ヘーゲマン、ル・コルビュジエ、パトリック・ゲデスといった、複数の国において横断的に「都市計画」に影響を与えた人物の活動に注目することによって、「都市計画」という概念が各国間においてどのように変貌と発展を遂げてきたのか、その過程を明確にした。
建築学