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2015 年度 研究成果報告書

新奇時計関連因子の生化学的な解析

研究課題

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研究課題/領域番号 26870267
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 応用生物化学
植物分子・生理科学
研究機関名古屋大学

研究代表者

中道 範人  名古屋大学, 理学研究科(WPI), 准教授 (90513440)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワード植物 / 概日時計 / 概日リズム / 転写因子 / 転写ネットワーク
研究成果の概要

概日リズムは多くの生物の多様な活動に見られる約24時間周期のリズムである。植物の概日リズムを生み出す仕組み(概日時計)の分子的な実体解明を目指すため、機能的ゲノム解析を行った。その結果、午後に発現ピークをもつシロイヌナズナの時計遺伝子群の上流に時計タンパク質CCA1が結合することが分かった。さらにCCA1の直接的な標的遺伝子群を明らかとし、その中に環境ストレス応答の鍵となる遺伝子群を多数発見した。これらの遺伝子群の発現は朝に抑制され、夕方に誘導される。言い換えるとCCA1により、これらの遺伝子の発現時刻は夕刻に限られている。本研究により時計機構による遺伝子発現の時刻制御が明らかとなった。

自由記述の分野

植物生理分子生物学

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公開日: 2017-05-10  

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