研究課題
若手研究(B)
本研究の成果として,以下を挙げる:(1) 高集光効率のカソードルミネッセンス(CL)分光装置を備えた透過電子顕微鏡において,電子線入射角度走査に対して計測したCL強度変動からサイト選択性を反映した特徴的なチャネリング図形が得られることを確認した.(2) CLチャネリング図形への適用には至っていないが,統計的解析手法と動力学的電子回折理論計算を組み合わせることで複雑な結晶構造を有する材料において微量添加元素の占有サイトを特性X線のチャネリング図形から定量化する方法を開発した.
ナノ材料・ナノ計測