研究課題
若手研究(B)
現代のアフリカ農村社会は、いかにして地域の生活向上と環境保全を両立するかという課題に直面している。本研究では、この問題を解決する糸口として、タンザニア南部の焼畑農民が自ら木を植えて林業景気に沸いていることに着目した。彼らが「利用するための林」を創出し継続的に管理・更新するために、さまざまな技術と社会的仕組みを運用し、また新たに創出してきたことを明らかにした。とりわけ、森林火災の被害を防ぐことが重要視されていることを指摘した。
地域研究