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2016 年度 研究成果報告書

カメルーン東南部狩猟採集社会における遅延報酬の許容と萌芽的な社会階層化

研究課題

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研究課題/領域番号 26870297
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 地域研究
文化人類学・民俗学
研究機関東京外国語大学 (2015-2016)
総合地球環境学研究所 (2014)

研究代表者

大石 高典  東京外国語大学, 現代アフリカ地域研究センター, 講師 (30528724)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード狩猟採集民と商業民の関係 / バカ・ピグミー / 狩猟採集民の起業家精神 / カメルーン
研究成果の概要

カメルーン東南部の調査地では、バカ・ピグミーと商人との関係が深まっており、これが生業活動の選択に影響していることが明らかになった。バカ・ピグミーと商業民との間で行われるさまざまな財やサービスの委託関係は、バカ・ピグミー社会に新たな生計維持のための新たな方法をもたらしており、一部のバカ・ピグミーはこれを積極的に取り込んでいる。商業民との経済的な関係の深化は、民族間関係を流動的なものにしただけではなく、狩猟採集社会内部の社会関係にも影響がみられる。今後、バカ・ピグミー個人の日常的な生業活動選択に、商業民や農耕民との社会関係がどのように複合的・相互的に影響しているかを明らかにすることが必要である。

自由記述の分野

生態人類学

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公開日: 2018-03-22  

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