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2016 年度 研究成果報告書

反強磁性体に於けるスピン流と磁化の相互作用の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 26870300
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 応用物性
ナノ構造物理
研究機関京都大学

研究代表者

森山 貴広  京都大学, 化学研究所, 准教授 (50643326)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード反強磁性体 / スピントルク
研究成果の概要

反強磁性体とは、隣り合う局在スピンが反対方向を向いて整列しているため、全体として自発磁化を持たない物質である。理論的には、スピン流と反強磁性体磁化との相互作用(スピントルク効果)により磁化の制御が可能であることが示されており、実験的評価が期待されている。本研究を通して、反強磁性体に作用するスピントルク効果の定量評価方法を確立し、これを用いて、反強磁性体においてスピントルク効果が発現すること、磁化方向に対応して異方性磁気抵抗効果が発現することを実験的に見出した。これらの成果により、反強磁性体におけるスピン相互作用の理解が深まり、反強磁性体がスピントロニクスにおいて新たな機能材料たることを示した。

自由記述の分野

スピントロニクス

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公開日: 2018-03-22  

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