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2015 年度 研究成果報告書

有機薄膜太陽電池の高効率化を指向した固体NMR法によるバルクへテロ構造解析

研究課題

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研究課題/領域番号 26870317
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 デバイス関連化学
エネルギー関連化学
研究機関京都大学

研究代表者

福島 達也  京都大学, 化学研究所, 助教 (70705392)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワード有機太陽電池 / 固体核磁気共鳴法 / ドナー・アクセプター混合状態 / ベルクヘテロ構造
研究成果の概要

有機薄膜太陽電池の特性を理解するにあたり、光電変換プロセスと密接な関係を有する「バルクヘテロ構造」と呼ばれるドナー・アクセプター混合状態を明らかにすることは重要である。本研究では、固体核磁気共鳴法を中心とした分光学的手法を用いて、変換効率の高い混合系のナノオーダーにおけるバルクへテロ構造を詳細に解析し、その構造と特性の相関解明を行った。素子の変換効率は作製プロセスによって、2%から6%近くまで向上し、その特性向上の要因が有機膜内におけるドナー材料の秩序化と相分離構造の変化により、電荷分離と電荷輸送に最適なバルクヘテロ構造となったことであると考えられる。

自由記述の分野

材料化学

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公開日: 2017-05-10  

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