研究課題
若手研究(B)
日本の子ども達の睡眠時間は短く不規則である。睡眠不足はストレス耐性を弱めることが指摘されている。本研究では、小・中学生の生活リズムと睡眠改善およびストレス緩和のための健康教育プログラムを考案し、その効果を検討した。結果、小学生ではストレス緩和がプログラム実施期間および半年後で示された。一方で、中学生では生活リズムの改善がプログラム実施中で示され、半年後も継続傾向が示された。生活リズムの自己コントロールは発達段階で異なると考えられ、学校や家庭からの支援が重要であることが示された。
睡眠心理学