研究課題
若手研究(B)
20世紀初頭のパリで活躍したクチュリエのポール・ポワレが衣服にとどまらず生活空間全体に及ぶデザイン活動を展開し、同時代のデザイン教育や美術展においても重要な役割を果たしていたことを明らかにすることで、新たなポワレ像を提示した。また、漆作家のジャン・デュナンや画家のラウル・デュフィ、藤田嗣治が行ったファッションの仕事に注目することで、ジャンルの越境を可能とした20世紀初頭のパリ・モードの重層性と多様性を浮かび上がらせた。
人文学